保険の断捨離~今の保険を見直してみた~

生活

断捨離は物だけではありません!今回、保険の断捨離も実行。

ファイナンシャルプランナーの資格取得の勉強をして社会保険についても少し詳しくなり「医療保険にこんなにお金払う必要ない!」と思い、もっと安くて条件の良い保険に入ることにしました。

セールスレディに話を聞く

ちょうど夫の保険の切り換えで担当のセールスレディが来たので、色々と質問してみました。結果、ガッカリするくらい適当。社会保険の事を聞いてみると「そうなんですか?」と白を切る。保険のセールスレディが知らないわけない。

もしかして「暗黙の了解で聞いちゃいけないことだったのか?」と思ってしまった。

つまり、日本人は強制的に社会保険に加入させられているから、医療保険はそれほど必要ないんですよ。今まで「入院費がかかる、手術になったら高額な医療費がかかる。」って思っていたけど、高額医療費制度があるので、ほとんどが返金されます。これ常識だけど知らない人多いんじゃないでしょうか?恥ずかしながら私は知りませんでした。ずっと本人負担3割分は絶対に払わなければならない金額だと思ってました。

医療保険の必要性

病気になると何かと心細くなったり不安になったりするので、保険金が出たら少しは気持ちにゆとりが出るのは確かです。なので、安心感を得られるくらいの保険金が出る保険で充分なんです。

でも、セールスレディはそんなことは絶対に教えてくれませんし「もしもの時」を強調します。間違いではないけれど真に受けて高額な医療保険に入るかどうかは今一度考える必要があると思いました。

「掛け捨て」か「配当金積立型」か?

私は今まで散々「掛け捨ては損、入るなら配当金の出る積立型」と思っていました。確かにバブル時代は積立型も有りだったかもしれません、でも今はメリットはほとんど無いです。大手の保険会社の保険は保険料が高くて積立型が多いけれど、今なら半額以下で掛け捨ての共済保険に入って貯金したり、積み立てNISAとかidecoがオススメです。

絶対に入るべきじゃない保険

最近やたらセールスレディに勧められるのが「外貨の保険」。私は外貨でうんぬんってよく分からないし、今は得するとは思えないので即答で断りますけどね。一度「外貨が下がってるときは損ですよね?」と聞いたら「そのときは下ろさないで外貨が上がったときに下ろせば得です。」という答えが出てきました。・・・そりゃそうだ(汗

お金に余裕があるなら良いけれど、お金を使いたいときに外貨が下がっていて下ろせないとか私は絶対に嫌ですね!それに、外貨を日本円にするって手数料とか高いってイメージがあるんですけど、保険の場合はどうなんでしょうね?

検索してみると「入っちゃいけない保険」で挙げられていて、私の読みは正しかったようです。

配当金で積み立てたお金は次の保険に切り換えるためのもの?

配当金の積立金、私は貯金みたいな感覚でした。前回の更新の時、配当金が貯まっていたので「配当金を現金でいただいて、新規で保険の契約をしたい。」というと、セールスレディに「それはできません。そもそも配当金は、そういう使い方をするお金ではないんです。」と言われました。

そのとき初めて配当金の積み立ては保険を安くするためのものだったと判明!

今回「今の保険が満期になったら更新せずに止めます。」と言うと、慌てて新しい保険を持ってきて勧められたけれど、配当金分を入れているのに保険金が変わらず、条件は悪くなってる。そんな保険、入らんわ・・・(心の声)。

ここでセールスレディの口車に乗って更新なんてしたら負け!私は色々な保険を探して、今の保険とほぼ同じ条件(それ以上)で掛け金が半額以下のものをいくつも見つけました。もう、更新する気持ちなんてこれっぽっちもありません。

しかも、計算をしたら満期前に解約して入り直した方が良いと判明!癌保証されるようになったら解約する予定です。

でも、インターネットをしていないと保険を探すのも大変でしょうね。結局、そういう人たちがセールスレディの口車「うちが一番安くて条件良いですよ!」に乗せられるんだと思いました。

「そんなに配当金が欲しいですか?」と言われた

かたくなに「今の保険が満期になったら更新しないで止めます。」と言い続ける私にセールスレディが言った一言が「そんなに配当金が欲しいですか?」。まるであきれかえったような表情で(汗

欲しがっちゃいけないものなんでしょうか?何年も保険金を払い続けて貯まった配当金、満期になっていただいちゃいけないのでしょうか?そんなに私の考えってがめついですかね?

配当金を現金で欲しいですよ!誰だって欲しいでしょ?「配当金はそういう使い方するものではない」というのは保険会社側の都合であって、こちらは貰う権利があるんだから貰えるものは貰ってもっと条件の良い保険に入り直します。

「そんなに配当金ほしいですか?」の一言で完全に信頼関係は壊れました。

まとめ

日本人には社会保険があるので、医療費の心配はほとんどありませんが、ベッド代とか食事代などはかかります。入院が長引けばそれだけお金がかかり、個人事業主だと仕事が止まってしまうので生活が出来なくなる心配があります。

医療保険は、社会保険で足りない部分+α分が補えるものとして考えましょう。私が選んだ保険は以下の内容です(保険会社の名前はひかえます)。

夫(個人事業主)

  • 癌になった場合の治療費(自由診療含む)・入院費・通院費などは全て保証される「癌保険」:月3,000円台
  • 死亡・入院(一般)・怪我・手術が保証される「医療保険」:月5,000円台
  • 就業不能保証保険に入るか検討中

私(専業主婦)

  • 死亡・入院(一般)・怪我・手術が保証される「医療保険」:月2,000円台