いつもは元気に家の中を走り回っている愛犬の動きが鈍い。でも、熱があるわけでも、嘔吐や下痢があるわけではない。そんな時は病院に連れて行っても良いか迷いますよね。
昨日、愛犬がまさにそんな状態で、悩みに悩んだ末に病院に連れて行きました。もちろん、全ての子が同じ状況ではないと思いますが、参考までに記しておきます。
診断の結果
- 熱は平熱
- 吐き気・下痢などは無し
- 体を触っても痛がらない
- 咳はなし
- 息は荒くない
結果「なんらかのウィルスに感染したのだろう。」と言うことでした。
以前にも、体をブルブル震わせていて体がいつもより熱く嘔吐や下痢があって病院に連れて行ったことがあるんですが、その時と同じ状況(今回は軽い)との事。
前回の状況前回は抗生物質を注射して、3日間抗生物質を飲んで改善しなければ血液検査をしましょうということでした。結果、抗生物質で完治したので、その後は病院には行っていません。
今回は、食欲もあるし嘔吐などもしていないので脱水症状にはなっていないため、炎症を抑える注射と、飲み薬とビタミン剤を処方されました。だいたい24時間たって、ほぼいつもの愛犬の状態になっています。まだ走り回ったりはしませんけど、明日になったらいつもの活発な子に戻るでしょう。
医師に伝えた、愛犬がいつもと違うところ
- 尻尾が下がっている
- 走らない
- (抱っこから解放されたとき)体をプルプルさせない
- よその犬を見ても吠えない
- いつもより目に力がない
- トイレの付近をウロウロしている(何かしたそうに)
正直「こんな説明で分かって貰えるだろうか?」と思ったけど、参考になったようでした。
人間も風邪ひいている時は、関節や神経が痛むことありますよね。特別どこかが我慢できないわけじゃないけど、けだるくて痛くて動きたくない時。犬も同じ状況みたいです。
確かに言われてみればそんな感じだった。私が遊ぼうとしても「今日は嫌!」みたいな感じだったし、私の姿が見えないと心細そうにクンクン鳴いていた。
今後、注意して愛犬を観察すべき事
うちの子は11歳の雄ダックスなんですが、犬は10歳を過ぎると急激に心臓病のリスクが高まるそうです。
今回、うちの子の心臓の音に特別問題は無かったけれど、病院に連れて行ったことでちょっと興奮していたせいか息が荒かったんです。それを見た先生に「カッ!カッ!と咳はしますか?」と聞かれて「あ、興奮したときとか、首輪をしたときに時々します。」と答えたら「今後は安静時に咳をしていたり、息が荒くないか見ていてくださいね。」と言われました。
興奮する子は心臓病を発症しやすいみたいです。先生がそこまで念を押すということは、うちの子は興奮しやすいので予備軍なんだと理解しました。
貰ってきた資料によると
8歳で20頭に1頭、12歳以上で5頭に1頭が心臓病を発症し、発症したら薬を飲み続けなければならない。1期では異常な音があるだけで症状はほとんどなし
2期では運動すると症状が出始める
3期では普通の運動でも呼吸困難になる
4期では常に咳や呼吸困難な状態になる参考:ロイヤルカナン「心臓病のワンちゃんのオーナーさんへ」
うちの子も来年は12歳なので、5頭に1頭にならないよう、今から予防していこうと思います。
今後心がけること
- ● ドッグフードの改善
- 心臓病犬用のフードを検討中
- ● 体重の維持
- 一時は8.0kgまで増えたけど、4か月かけて7.0kgまで減量、この体重を維持
- ● 適度な運動と散歩
- とにかく散歩が嫌い(涙)毎回散歩の度に頭が痛いけど、散歩を好きになって貰うよう考える
- ● 室内を適温にする
- 灯油の高騰でケチって室温を20度以下にしていたけど、これからは23度にする(深く反省)
まとめ
今回は、発熱・嘔吐・下痢などはなかったのですが、前日の状態とは全く違ったので「明らかにどこかおかしい。痛かったり、苦しかったりを我慢しているのだったらかわいそう。」と思い連れて行きました。結果、連れて行って良かったです。全身がピリピリ痛くて怠かったろうに、小さな体で頑張っていたんでしょうね。
犬は喋れないので、ちょっとでもいつもと違うと思ったら迷わずに病院に連れて行けば、症状を改善できる処置をしてくれるので、連れて行くべきだと思いました。
あと、高齢犬になると心臓病のリスクが高くなることや気をつけるべき事なども教えいただけて良かったです。